以前、知り合いが登壇した、WordCamp Tokyo2016 の資料を見たときに、登壇者毎に発表用のスライドが準備されていたのですが特に決まった形では無かったみたいで、登壇者毎に「slideshare」「speakerdeck」の2種類に分かれてました。
自分も使っていければと思ったので、どっちが使いやすいか?をさっそく検証してみました。
「slideshare」「speakerdeck」の両方とも、公開されている多くのスライドがあり刺激されることが多いです。他の人とは違った新しい情報収集するのにも良いかと思います。
プレゼン用のスライド「slideshare」「speakerdeck」比較
「slideshare」「speakerdeck」の両方とも有名なスライドシェアできるサイト。どちらでもスライドを公開して使う分には十分だと思います。
それぞれのサイトはこちら
slideshare
speakerdeck
使い方はいろいろあると思いますが、今回はWordPressに埋め込む事を中心にその方法と使い勝手の比較してみました。
slideshare埋め込み(Embed)方法
- slideshareのページ右上「Login」からログインします。
- slideshareログイン後、メニューから「My clipboards」をクリック
- 「View clipboard」をクリック
- 「View in source presentation」をクリック。「Share」をクリックしたくなりますが間違えですのでご注意ください。
- 「Share」をクリック
- ここでEnbedするソースがでてきます。




前のステップでも「Share」があり、同じ言葉で機能が異なるのでUIがいかんのです。

WordPress用のショートコードもありますが、このショートコードを使うには「SlideShare」というプラグインを入れないと表示しません。個人的にはプラグインを入れてまで「SlideShare」だけのためのショートコードを使うのは意味がないと思います。
もし「SlideShare」を埋め込む(Enbed)するのであれば、iframeの方のやり方をオススメします。
「SlideShare」埋め込むとこんな感じ

PC版もスマホ版も入れてみると上下に黒い帯(隙間)ができてしまいます。
ショートコードを入れても結果は同じで「黒帯」がついてしまうので仕上がりは美しくないです・・・。
speakerdeck埋め込み(Embed)方法
- speakerdeckにログインからログインします。
- slideshareログイン後、右上のメニューから「My decks」をクリック
- 埋め込みたいスライドをクリック
- 右メニューから「Enbed」をクリック
- ポップアップでスライドの表示方法の選択がでます。ラジオボタンで選択するとそれぞれのEmbedのソースが表示されるので、そのソースをコピペします。




「speakerdeck」埋め込むとこんな感じ

PC版もスマホ版も仕上がりが美しいです! 綺麗に入って表示もバッチリ。埋め込み(Enbed)するまでのUIも「slideshare」より分かりやすくて、迷うところも無く良いと思います。
speakerdeckのちょっといい話
実は今回の記事を書く前に「speakerdeck」で何をしてもスライドがアップできなくて、記事化するのをあきらめていました。
右上のログインメニュー内に「Feedback」があり、それを選択するとこんな形でレター画像で入力フォームがでてきて問い合わせができます。

ここに「スライドを何度もアップしたのですがアップできません。アップできる方法を教えてください」と、ダメ元で英語で送ったところ、何日か経ってメールでお返事が!
実際のメールがこれ

「連絡してくれてありがとう – 問題を申し訳ありません!迷惑メールに間違って入っておりました。問題をクリアしました。ファイルをもう一度アップロードする必要があります。また問題がある場合は教えてください。」
という感じの内容。
Benさんありがとー(涙
ちゃんと返事がもらえて、試したら見事にアップすることができました!
海外の無料のサービスでもちゃんとしているんだなーと感動しました。
(迷惑メールに入っていたところが気にはなりますがw)
礼儀ですね、もちろんこの後お礼のメールはしました。
今回のポイントと紹介アイテム
「slideshare」「speakerdeck」の両方とも有名なスライドをまとめたり紹介するには十分な機能があると思います。スライドを公開するだけでなく、多くの人のスライドも見れるので新しい可能性や情報取集にオススメします。